帰宅の時
会社から帰る瞬間。
これは、入社したときからのいやな瞬間。
新人のころがトラウマになっているような。
さて、帰ろうかな、と思った瞬間、必ず、
『おぃ、帰ろうと思っているんじゃないだろうな。あれやったのか!大丈夫なのか!』
こういわれると、帰れない。
それでも、上司がいないときに帰宅を断行していた。
そんなことが、いまだに尾をひっぱっているような。
課長になっても、それが。
でも、堂々と帰宅することにした。
が、後味が悪い。
早く帰れば、帰るほど、次の日の朝、人の顔色を伺っている自分。
でも、最近、はっきりと気がついて確信した。
まわりは、みんな、僕以上に、そういう心理になっているのだ。
仕事なんかなくても、夜遅くまでいるし、朝早く出社している。
まさに、自分の上司が、突出している。
だから、僕みたいに、さっさと帰宅する人がいるのは、好都合なのだ。
心理的に。
そう、分かっても、この瞬間、この心理状態はいいものではない。
が、これを乗り越えられている人が、上に上にと昇進しているのも事実のような。
要は、神経ずぶといやつが強いのだ、サラリーマン社会では。
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